Error イベント

◆機能
◆構文
    Sub Ctlname_Error(Number As Integer, Description As String, Scode As Long, Source As String, HelpFile As String, HelpContext As Long, CancelDisplay As Boolean)
◆設定値
    引数 内容
    Number エラー番号を示します
    Description エラー内容を設定します(既定値は解説を参照してください)
    Scode ステータスコードを示します(常に Number と同じです)
    Source エラー発生元を示します(常に"PGRID"になります)
    HelpFile ヘルプファイル名を示します
    HelpContext ヘルプファイル内の参照IDを示します(このページです)
    CancelDisplay エラーを表示すべきか否かを設定します(既定値は FALSE )
◆解説
     このイベントハンドラの既定の動作では、Description をメッセージボックスとして表示します。
     メッセージを変更したい場合には、Description を変更してください。メッセージボックスを表示させたくない場合には、CancelDisplayを TRUE にしてください。 エラー番号とエラー内容(既定値)の対応は以下のとおりです。
      1000 : すでに項目数が最大数に達しています.
      1001 : 削除すべき項目がありません.
      1002 : 指定された行移動はできません.
      1003 : 指定された列移動はできません.
      1004 : 指定されたセルにセルカーソルを移動できません.
      1005 : 現在のセルからセルカーソルを移動できません.
      1006 : 結合されたセルの途中からの項目追加はできません.
      1007 : 結合されたセルの一部分だけを含む項目は削除できません.
      1008 : ソートできません.
     1000〜1003が発生する場合については、それぞれのメソッドを参照してください。
     ただし、AddItems, RemoveItemsメソッドでは、追加/削除できなかった最初の1回に発生するだけです。つまり、10項目の追加/削除を実行しようとして、3項目しか追加/削除できなかった場合でも、7回発生するわけではありません。最初のエラー発生後は項目の追加/削除を続行しないためです。
     1004は、@移動先として指定されたセルのスタイル(ColStyleメソッド)がラベルまたはピクチャであるか、A当該セルがディセーブル状態である(Enabledプロパティ、RowEnabled,ColEnabled, CellEnabledメソッド)か、のいずれかの場合に発生します。
     1005は、@SelectCell実行時にセルカーソルのあったセルのスタイルがチェックボックスかコマンドボタンで、スペースキーが押下されたままの状態であるか、A同じくスタイルがテキストまたはエディットで、CellTextが最小長(MinLengthプロパティ、ColMinLengthメソッド)未満であるか、のいずれかの場合に発生します。
     1006は、行結合しているセル(CellRowSpan ≠ 1)が存在してる項目の途中に新たに項目を追加しようとした場合に発生します。
     1007は、RemoveItemでは行結合しているセルが存在してる項目を削除しようとした場合に発生します。RemoveItemsでは削除範囲を超えて行結合しているセルが存在している場合に発生します。RemoveItemsで発生する場合には1行も削除されません。
     1008は、ソート対象行内に行結合したセルがあるか、ソート指定列に被結合セル(CellColSpan < 0)がある場合に発生します。