HeightSizing, WidthSizing プロパティ

◆機能
     行高さ(RowHeightメソッド)/列幅(ColWidthメソッド)を、マウス操作によって変更できるようにするか否か、できるようにする場合にはどの領域を対象とするか、を設定します。
     ただし、マウス操作では行高/列幅ともに、10未満にすることはできません。
     また、行高/列幅が順次適用値の-1である行高/列幅を変更する場合の動作は、DefHeightSizing,DefWidthSizingプロパティの設定によります。
     なお、折り返し表示をしている場合(FoldColプロパティ参照)、マウス操作によって設定された高さの半分をRowHeightとして設定します。このため、この時の高さ制限は20以上になります。さらに、Row2Heightメソッドに独自の高さを設定している場合(0以上)には、マウス操作によって、その高さを設定することはできません。
     さらに、PerfectGridでは、これまでの一般的なグリッドやスプレッドシートにはなかった、下固定行・右固定列が存在します。このため、@「左固定列および非固定列」と、A「上固定行および非固定行」では、これまでの一般的なコントロールと同じく、@では列矩形の右辺、Aでは行矩形の下辺でサイズ変更を行いますが、B「右固定列」では列矩形の左辺、C「下固定行」では行矩形の上辺でサイズ変更を行います。
     サイス変更に使用する辺が上記のようであるため、これまでの一般的なコントロールのように、右辺・下辺を中心にその両側数ドットではなく、@では右辺を含めその左側8ドット以内、Aでは下辺を含めその上側8ドット以内、Bでは左辺を含めその右側8ドット以内、Cでは上辺を含めその下側8ドット以内が、マウス操作でのサイズ変更が可能な領域です。
◆機能
    [Form.]Ctlname.HeightSizing[ = numericexpression]
    [Form.]Ctlname.WidthSizing[ = numericexpression]
◆設定値
    引数 numericexpression の設定値は次のとおりです。
    設定値 Sizing値 内容
    0 pgs_Disable 不可
    1 pgs_Body 非固定行/非固定列(既定値)
    2 pgs_ExceptHeader 上固定行以外/左固定列以外
    3 pgs_All 全行/全列
     
◆データ型
    整数型