CaretPosAtSetFocus, CaretPosAtSetText, CaretPosAtThruStart プロパティ

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　テキストスタイルセルまたはエディットスタイルセルでの入力時のカレット位置を特定の状況で自動設定します。
　CaretPosAtSetFocusはセルが入力フォーカスを取得したとき、CaretPosAtSetTextは編集中のテキスト(Textプロパティ)をプログラムで設定したとき、CaretPosAtThruStartは入力フォーカスを持つセルのキー操作が透過状態(Thruプロパティ)になったとき、です。
　『2-維持』はCaretPosAtThruStartでのみ設定可能で、この場合にはキー操作透過開始前と同じ位置です。
　ただし、SelTextAtThruStartプロパティを『1-選択』に設定した場合には、CaretPosAtThruStartは『1-末尾』と同じ扱いになります。
　また、エディットスタイルセルでSelTextAt〜プロパティを『1-選択』に設定した場合には、対応するCaretPosAt〜は『1-末尾』と同じ扱いになります。
　ColCaretPosAtSetFocus, ColCaretPosAtSetText, ColCaretPosAtThruStartメソッドで列ごとに設定することもできます。

[Form.]Ctlname.CaretPosAtSetFocus[ = numericexpression]
[Form.]Ctlname.CaretPosAtSetText[ = numericexpression]
[Form.]Ctlname.CaretPosAtThruStart[ = numericexpression]

引数 numericexpression の設定値は次のとおりです。

設定値	CaretPos値	内容
0	pgcp_Home	先頭
1	pgcp_End	末尾(CaretPosAtThruStart以外の既定値)
2	pgcp_Keep	維持(CaretPosAtThruStartの既定値)

整数型