FormIO 出力書式−概要
出力書式もエクセル5とかなり互換性がありますから、エクセル5のマニュアルも参照してください(特に用例)。
エクセル5と同様に、セミコロンで区切って(条件式を記述しない場合、正数用・負数用・0用・文字列用の)最大4書式を記述できます。 ただし、入力文字列を表す出力書式文字 @ が1つでも存在すれば、その書式は文字列用として評価されます。つまり、入力書式とは評価の優先順位が異なり、文字列・数値の順になります。 数値用書式の評価順位は、通常数値・単位漢数字・日付時刻です。つまり、後述の位取り記号が1つでも存在すれば、それは通常数値用書式として評価され、その書式の中に単位漢数字用書式や日付時刻用書式(たとえばyyyy)が存在しても、それは書式文字としては評価されず、通常文字として評価されます。 したがって、たとえば #g という書式では、g が元号英字書式としては評価されず、単にg という文字(通常は単位の「グラム」と解されるでしょう)として出力されます。 逆に、位取り記号が1つも存在しなければ、その書式は通常数値用書式としては評価されません。したがって、たとえばe-m-d という書式では、e- が指数形式書式としては評価されず、e が元号年を表す書式文字として評価されます。 書式文字以外の文字は通常の文字としてそのまま出力されます。したがって、以下の出力書式3例は等価です。
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