FormIO 出力書式−特殊
!(半角感嘆符)
書式部分のこの記号に続く1文字(1バイトではない!)を出力します。ただし感嘆符自体は出力されません。この記号は次に続く文字を半角二重引用符で囲んだのと同じ働きをします。書式文字(特に半角二重引用符)を通常文字として扱いたい場合に使用します。 "文字列"(半角二重引用符) 半角二重引用符で囲まれた任意の文字列を出力します。書式文字を通常文字として扱いたい場合に使用します。 @(半角アットマーク) 入力文字列に置き換えられます。 [演算子 数値](条件式) [ ] は半角でなければなりません。比較演算子は半角でも全角でも構いません。 条件式は、数値用の書式が2書式以上ある場合にのみ記述可能で、2書式の場合には第1書式のみに、3書式の場合には第1書式と第2書式に記述できます。ただし、3書式の場合には、記述するならば(もちろんまったく記述しないことは可能)第1書式と第2書式の両方に記述する必要があり、第1書式のみ、または第2書式のみに記述することはできません。 条件式がなければ、2書式の場合、第1書式が0以上、第2書式が0未満、3書式の場合、第1書式が正、第2書式が負、第3書式が0のために使用されるのは、エクセル5と同様です。 条件式は、各書式の先頭から記述しなければなりません。第2書式に記述する場合には、第1書式との区切りのセミコロンの直後からとなります。空白も含めて(空白は書式として意味があります)、この書式の前に何かが記述されていれば、2文字目以降に条件式とみなされる文字列があっても、条件式としては扱われず、通常の書式文字として扱われます。したがって、当然1書式に複数の条件式は記述できません。 条件式で使用できる演算子はBASIC言語の6個の比較演算子( < > = <= >= <> )のみで、論理演算子( AND OR XOR )や四則演算子( + - * / )は使用できません。もちろんこの他の制御文・命令・関数や、C言語の演算子などは使用できません。 演算子は [ に続いて記述しなければなりません。[ を先頭から記述しても、[と演算子の間に空白を入れると、やはり条件式としては扱われず、通常の書式文字として扱われます。 数値は入力書式で(シリアル値も含めて)「数値」として評価されるものすべてが記述できます。 次の例は平成以前のみ元号アルファベットを記述し、令和はそれを省略します。
色を指定します。[ ] は半角でなければなりません。色は 黒・赤・緑・黄・青・紫・水・白のいずれかでなければなりません。 色書式は条件式の直後(条件式がない場合には各書式の先頭)から記述しなければなりません。空白も含めて、この書式の前に条件式以外の何かが記述されていれば、条件式以降に色書式とみなされる文字列があっても、色書式としては扱われず、通常の書式文字として扱われます。したがって、当然1書式に複数の色書式は記述できず、また条件式と色書式の順序を入れ替えることもできません。 ※参照(出力書式) |