MaskedTextBox.NET

◆機能と特徴
    .NET Framework 1.1 上で動作する Windows フォームコントロールで、
    標準コントロールの TextBox を継承しており、以下の機能が追加されています。

    ・入力文字種を「桁(文字位置)ごと」に、または「全体」で制限できます。
     ただし、「桁ごと」の場合は Multilinetrue のときには正常に動作しません。
     また、「桁ごと」の場合には入力不可桁は自動でスキップします。

    ・編集の「上書き」が可能です。
     Insert キーでの「上書き/挿入」切り替えの「許可/不許可」も設定できます。
     ただし、上記「桁ごと」の場合は、常に上書きになります。

    ※制限事項
    MaskedTextBox.NETには厳密名がついていますので、ファイル改ざんの恐れはありませんが、
    そのデジタル署名はコードサイニング証明書ではありません。
    このためインターネットエクスプローラによるノータッチデプロイメントでは、
    アセンブリの信頼レベルが完全な信頼でないと実行できません。
◆アセンブリ名
    Comrade.MaskedTextBox
◆アセンブリファイル
    Comrade.MaskedTextBox.dll
◆名前空間
    Comrade.MaskedTextBox
◆解説
    MaskedTextBox.NET で追加されたプロパティを以下に示します。
    他のプロパティ・メソッド・イベントについては TextBox を参照してください。
◆プロパティ
    AllowChangeInsert
     Insert キーでの Insert 切り替えの「許可/不許可」を取得または設定します。

    InputText
     入力不可桁を除いたテキストを取得または設定します。

    Insert
     編集時の「上書き/挿入」を取得または設定します。

    Mask
     入力文字種制限のための入力マスク配列を取得します。

    MaskText
     Mask に変換されるマスク文字列を取得または設定します。

    MaskWhole
     入力文字種制限方法の「桁ごと/全体」を取得または設定します。


MaskedTextBox.NET (C) 2005 COMRADE Corp.