ItemBackColor,ItemForeColor
ItemChecked,ItemData,ItemEnabled
ItemFont,ItemHeight,ItemMasked,ItemPict
ItemSelected, ItemText メソッド

関連項目
対象

構文

object.ItemBackColor (Index As Integer) [= color]
object.
ItemChecked (Index As Integer) [= boolean]
object.
ItemForeColor (Index As Integer) [= color]
object.
ItemData (Index As Integer) [= numeric]
object.ItemEnabled (Index As Integer) [= boolean]
object.ItemFont (Index As Integer) [= font]
object.ItemHeight (Index As Integer) [= numeric]
object.ItemMasked (Index As Integer)
object.
ItemPict (Index As Integer) [= picture]
object.ItemSelected (Index As Integer) [= boolean]
object.ItemText (Index As Integer) [= string]

Item系メソッドの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目内容
object
「対象」一覧内のいずれかのオブジェクトを指すオブジェクト式です。
Index
設定/取得する既存項目のリスト内の位置を0からのインデックスで指定します。
ItemBackColor
ItemForeColor
背景色・前景色を指定します。-1は「設定なし」を意味しAddItem系メソッドで項目を新規追加した時の既定値です。「設定なし」の場合の表示色は、それぞれBackColor,ForeColor プロパティの設定値になります。
ItemChecked
チェックボックスの状態を指定します。チェックをする場合にはTRUE を、チェックしない場合にはFALSE を指定します。AddItemメソッドで項目を新規追加した時の既定値はFALSE です。
ItemData
32ビットのデータを指定します。
ItemEnabled
選択可/不可を指定します。選択可にする場合にはTRUEを、選択不可にする場合にはFALSE を指定します。
AddItem 系メソッドで項目を新規追加した時の既定値はTRUE です。選択されていた場合(ItemSelectedがTRUE)に、選択不可に設定すると、選択が解除(ItemSelectedをFALSE に)されます。
ItemFont
NULL は「設定なし」を意味しAddItem 系メソッドで項目を新規追加した時の既定値です。「設定なし」の場合の表示フォントは、Fontプロパティの設定値になります。フォントデータのサイズが等しくない場合があるため、一旦フォントデータ用の領域を解放して、再度割り当てるという方法を採用しています。このとき非常に稀なケースですが、再割り当てがメモリ不足で失敗する場合があります(特にNULL 指定からの変更の場合)。この場合にはNewIndexプロパティに-4が格納されます。
ItemHeight
高さを指定します。-1を除き、4以下を設定することはできません。-1は「設定なし」を意味しAddItem 系メソッドで項目を新規追加した時の既定値です。「設定なし」の場合の高さは、DefHeightプロパティの設定値になります。IntegralHeightプロパティがTRUE か、拡張リストボックスで水平スクロール型(Columnsプロパティが1以上)の場合には、参照専用になります。
ItemMasked
マスク状態が取得できます。AddItem 系メソッドで項目を新規追加した時の既定値は、追加時のMaskMode,MaskTextプロパティの設定値によります。
ItemPict
ピクチャを指定します。ピクチャデータのサイズが等しくない場合があるため、一旦ピクチャデータ用の領域を解放して、再度割り当てるという方法を採用しています。このとき非常に稀なケースですが、再割り当てがメモリ不足で失敗する場合があります(特にNULL 指定からの変更の場合)。この場合にはNewIndex プロパティに-4が格納されます。
ItemSelected
選択状態を指定します。選択の場合にはTRUE を、非選択の場合にはFALSE を指定します。AddItem 系メソッドで項目を新規追加した時の既定値はFALSE です。択一型(MultiSelectプロパティが『0-なし』)の場合には参照専用になります。
ItemText
テキスト(文字列)を指定します。

解説

リストの各項目の項目ごとの内容を設定/取得します。
内容は上記記載順に、非選択時背景色・選択可文字色・データ・選択可/不可・フォント・高さ・マスク状態・ピクチャ・選択状態・テキストです。選択時背景色と選択不可文字色はコントロール全体でSelectedColor,DisabledColorプロパティの設定値になり、項目ごとには設定できません。Index不正時(指定した項目が存在しない場合)、設定の場合には何も設定されません。取得の場合には、下記の設定値の説明のメソッド名に続く( )内の値になります。