LViewItem,ListItem オブジェクト
LViewItems,ListItems コレクション

関連項目
対象

構文

object. LViewItems
object. ListItems

object. LViewItems( index )
object. ListItems( index )

object. LViewItems.Item( index )
object. ListItems.Item( index )

指定項目内容
object
「対象」一覧内のいずれかのオブジェクトを指すオブジェクト式です。
index
indexが整数の場合は indexプロパティの値で、文字列の場合はKeyプロパティの値に一致する固有のList(LView)Itemオブジェクトを取得します。

解説

List(LView)Items コレクション
List(LView)Item オブジェクト
の操作を行います。(追加、消去、取得など)

プロパティ
説明
Count (参照専用)
List(LView)Itemオブジェクトの要素数を取得します。
Item( Index ) As List(LView)Item
Indexが整数の場合は Indexプロパティの値で、文字列の場合はKeyプロパティの値に一致する固有のList(LView)Itemオブジェクトを取得します。
ItemByOrderIndex( OrderIndex ) As List(LView)Item
OrderIndexは整数値で挿入順のインデックスです。Itemプロパティと同様にList(LView)Itemオブジェクトを取得します。

メソッド
説明
Add( Index, Key, Text, ItemData, Picture, ForeColor, BackColor ) As ListItem
Add( Index, Key, Text, State, Icon, ForeColor, BackColor ) As LViewItem
List(LView)ItemsコレクションList(LView)Itemオブジェクトを追加します。引数はすべて省略可能です。
Clear()
コレクション内の要素をすべて削除します。
Remove( Index )
Indexが整数の場合は Indexプロパティの値で、文字列の場合はKeyプロパティに一致する固有のList(LView)Itemオブジェクトを削除します。

List(LView)Item オブジェクト

アイテムの情報を設定します。(テキスト、アイテムの選択、チェックボックスのOn/Off、行単位の文字色、背景、色の設定など)

プロパティデータ型
既定値(省略した場合)
説明
BackColor
OLE_COLOR型
オブジェクトのBackColorプロパティ
行の背景色の取得・設定します。
Checked(拡張リストビューのみ)
BOOL型
False(非選択状態)
チェックボックスが選択状態になっているかどうかを取得・設定します。
ForeColor
OLE_COLOR型
オブジェクトのForeColorプロパティ
行の文字色の取得・設定します。
Icon(拡張リストビューのみ)
整数型
0
ImageListのインデックスを取得・設定します。
Index
整数型
最後尾の要素数
並び順のインデックスを取得します。
ItemData(拡張ドロップダウンリスト・拡張コンボボックスのみ)
長整数型
0
固有のデータを取得・設定します。
Key
文字列型
空白文字列
固有のデータを設定・取得します。
OrderIndex
整数型
参照専用
挿入順のインデックスを取得します。
Picture(拡張ドロップダウンリスト・拡張コンボボックスのみ)
OLE_PICTURE型

キー列に表示するピクチャのハンドルを取得・設定します。
Selected
BOOL型
False(非選択状態)
行を選択状態になっているかどうかを取得・設定します。
SubItems( Index)
文字列型

サブアイテムに表示する文字列を取得・設定します。
Tag
バリアント型

固有のデータを取得・設定します。
Text
文字列型
空白文字列
アイテムに表示する文字列を取得・設定します。

List(LView)Item オブジェクトは一行分の情報を保持しています。List(LView)Items コレクションList(LView)Item オブジェクトで構成されています。

標準のコレクションの構文に従って、コレクションまたはコレクションの要素にアクセスできます。

次のコードは、拡張リストビュー(xLView1)にカラムを追加し、コレクションの構文に従ってアイテムを追加する例です。

Private Sub Form_Load ()
For i = 0 To 4
xLView1.AddColumn ,"Column_" & I
Next I
For j = 0 To 99
Dim item As LViewItem
Set item = xLView1.LViewItems.Add( , , "LViewItem_0_" & j )
For k = 1 To 4
item.SubItems( k ) = "LViewItem_" & k & "_" & j
Next k
Next j
End Sub

' 次のコードは、コレクションの構文に従って、LViewItem オブジェクトの Checked プロパティの値を、

' True ならば False に、False なら True にする例です。

Private Sub ChangeCheckBox ()
Dim item As LViewItem
For Each item In xLView1.LViewItems ' コレクション内のオブジェクトを item に
セットしている。
If item.Checked = True Then
item.Checked = False
Else
item.Checked = True
Next
End Sub