InputMode プロパティ

関連項目 対象

構文

object. InputMode [= number]

InputMode プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目内容
object
「対象」一覧内のいずれかのオブジェクトを指すオブジェクト式です。
number
入力書式を設定します。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

number の設定値は次のとおりです。

パスワードテキスト

定数設定値内容
fdipm_標準
0
標準(入力文字をそのまま表示します)
fdipm_アスタリスク
1
アスタリスク(*)表示(既定値)
fdipm_非表示
2
非表示(文字を表示せず、カレットも移動しません)

横書き日付テキスト・縦書き日付テキスト・横書き時刻テキスト・縦書き時刻テキスト

定数設定値内容
fdipm_キー入力可
0
キー入力可(既定値)
fdipm_特殊キーのみ可
1
特殊キーのみ可(UpDownKeyプロパティで指定したキーのみ可)
fdipm_キー入力不可
2
キー入力不可

数値テキスト・拡張テキスト

定数設定値内容
fdipm_挿入から
0
挿入から開始します(既定値)
fdipm_挿入のみ
1
挿入のみで使用します
fdipm_上書から
2
上書から開始します
fdipm_上書のみ
3
上書のみで使用します

データ型

整数型

解説

拡張テキストの場合
キー入力での挿入と上書きの方法を設定します。

パスワード入力テキストの場合
入力された文字列を表示させるスタイルを設定します。

横書き日付テキスト・縦書き日付テキスト・横書き時刻テキスト・縦書き時刻テキストの場合
入力するキーの制限を設定します。

数値テキストの場合
整数部の数字キーによる数値入力の方法を設定します。

注意

数値テキストの『0-挿入から』と『2-上書から』の場合には、Insertキーで挿入/上書を切り換えられますが、『1-挿入のみ』と『3-上書のみ』の場合には、Insertキーは無視されます。なお、このプロパティの設定は「整数部」のみに適用され、「小数部」は常に「上書」になります。