DisabledColor プロパティ

関連項目
対象

構文

object. DisabledColor [= color]

DisabledColor プロパティの構文の指定項目は次のとおりです。

指定項目内容
object
「対象」一覧内のいずれかのオブジェクトを指すオブジェクト式です。
color
ディセーブル時の文字の色を設定します。設定する値については、次の「設定値」を参照してください。

設定値

Microsoft Visual Basic では Microsoft Windows の RGB方式を採用しています。
color の設定値は次のとおりです。

設定値内容
通常のRGBカラー
カラーパレット、またはコード内でRGB関数やQBColor関数を使って指定する色です。
システムカラー
オブジェクトブラウザの Visual Basic(VB) オブジェクトライブラリに表示されるシステムカラー定数を使って指定する色です。Windowsのコントロールパネルの設定に基づいて変換されます。

既定値

Windowsのシステムカラーの「淡色表示された文字列(&H80000011)」

データ型

長整数型

解説

拡張リストボックス・拡張ドロップダウンリスト以外の場合
ディセーブル時(Enabled プロパティがFALSE)の文字の色を設定します。
対象となる文字は、テキスト系コントロールではテキスト(Textプロパティ)、ラベル・ボタン系コントロールではキャプション(Captionプロパティ)、拡張リストビューではリストのテキストです。

拡張リストボックス・拡張ドロップダウンリストの場合
選択不可項目のテキストの色を設定します。
選択不可項目とは、ItemEnabedメソッドでFALSE に設定された項目だけではなく、MaskTextプロパティとMaskModeプロパティとで、マスクされた項目(ItemMaskedメソッドで取得可)も含みます。また、コントロール自体がディセーブルな場合も含みます。